微妙なブログ

微妙なオバサンが綴る、微妙な文章、微妙な内容のブログ(笑)

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読書日記『夏をなくした少年たち』

 
最近のこのブログ、読書日記と旅行記と花の写真だけになってる^^;

もう読んでないだろうから書いちゃうけど、

昔友人に、読書日記はつまらないから読まないって言われたっけな~(笑)

ブログもパターン化してくると、面白くないよね。

でも何気ない日常について書きたいという意欲が湧かないんだな~。

日々それなりにあーだこーだ思ってることはあるんだけどね。

まぁいいや、誰のためでもない、自己満足で書いてるブログだから。



『夏をなくした少年たち』(生馬直樹)

book29621.png 


<あらすじ>

1人の刑事が、遺体安置所で対面した遺体にこう呟いた。

「そうか、結局、死んだのか」


話は約20年前に遡り、後に刑事になる梨木拓海は

仲間の榊雪丸、紀本啓、三田村国実と共に、

小学校最後の夏休みの計画を練っていた。

雪丸はクラス1番の問題児、啓は見た目も良くしっかりした優等生。

国実は気弱で優しく、4歳の妹智里をいつも連れて歩いていた。

拓海と啓は智里を可愛がったが、雪丸はそれが気に入らなかった。


2歳年上に東堂聖剣という不良中学生がいた。

彼は変人として皆に嫌われているが、

拓海たちが聖剣の仲間に強請られそうになった時、

10円ずつだけを集めて、それを持って仲間のところに戻り、

自分のお金1000円を出して済ませるという優しさも見せていた。


夏休みに4人で自転車旅行をしようと計画していたが、

雪丸が問題を起こし、その計画が潰れてしまう。

そこで花火大会の日に、立入禁止の山に登り、

そこから花火を見学しようということになった。

国実は智里を家に置いてきたが、電車が発車する間際に智里が現れ、

仕方なく連れて行くことにした。

雪丸は、智里が泣いたら自分の命令に従ってもらうという条件を出した。


拓海たちが乗った電車には、何故か聖剣も乗っていたが、

山に登る時には姿は見えなかった。

智里は疲れると国実が背負って8合目付近まで来たが、

そこで智里が蜂に刺されて大泣きしてしまう。

雪丸は、約束通り俺の命令を聞け、ここに智里を置いて行けと言い放つ。

その時、少年たちが取った行動は・・・

そして聖剣をも巻き込んで起こった事件の真相は・・・


単純ではない少年たちの心の闇が描かれ、

過去の事件が現在の事件と繋がり、徐々に真相が明らかにされて行く。



<感想>

ネタバレになってしまうけど、本を読み始めた時から

あ~きっと智里に何か起こるんだろうなというのはヒシヒシと感じていた。

幼い子供が亡くなる話は本当に気が重い。

大人の常識では考えられないようなことを考え、行動する少年たち。

でもそんな少年たちの行動にはそれぞれの理由があり、

それは大人によって歪められたことだというのが何ともやり切れない。


少年たちの中で1番“普通”だった拓海が刑事になって、

事件を通して昔の少年時代の友人が、それぞれ心の傷に向き合い、

自分なりに受け止めていく、そんな物語だった。

前半は重苦しい話だけれど、

最後は大人になった彼らが自分にけじめをつけていく姿は、

先日最終回を迎えたドラマ『リバース』にちょっと似てて、

読後はそれほど嫌なものではない。


ただ、聖剣のことを思うといたたまれなくなる。

復讐されるためにだけに、いつ死んでもいいようにと、

ずっと他者との人間関係を断ち、娯楽も一切せず、

雑務だけをこなす日雇いの職場と家を往復して食べて寝るだけ、

そんな「息をしているだけの生活」を続けていた聖剣が本当に哀れで痛ましい。

自殺は決してしないという僅かな自己肯定のプライドだけは持って。

歪んだ大人たちによる犠牲者は、智里と聖剣だなと思った。


そうそう、『リバース』は原作よりもドラマの方が私好みだった(笑)

だって原作の小説では、主人公の深瀬が蜂蜜のことに気付いて、

「広沢を殺したのは俺だった・・」で終わるから後味がすごく悪かったもん。

ドラマはオリジナルな事件当日の出来事が付け加えられていたし、

原作よりはまだ救いがあって良かった。


この小説を読んだり、ドラマの『リバース』を見て思い出すのは、

『たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える』に書かれていた、

謝罪とは「相手が背負い続けていた重い荷を自分の背中に移す」ことであり、

「その重たい荷を背負い続けて前進することの覚悟」の言葉であるということ。

ただ、相手が真実を知ってさらに重い荷を背負うことになる場合もある。

それが人生の難しいところなんだな~。。。



映画感想『追憶』

 
昨日、主人が病院の定期診察のために休暇を取ったので、

診察後に映画を観に行ってきた。

これは予告を見て、私も主人も観たいと思っていた映画だ。

ネタバレあるので知りたくない方はスルーで。



『追憶』


<あらすじ>

冬の能登半島、親に捨てられた少年四方篤は、

父親と喧嘩して家出中の田所啓太、施設から脱走してきた川端悟と共に、

「ゆきわりそう」という喫茶店を営む仁科涼子の家に同居し、

店の常連客山形光男と家族のような関係で生活していた。


しかし、涼子のかつての男、貴船が現れ、涼子を乱暴するなど、

幸せな日々が崩壊していった。

篤は涼子の幸せを守るために、貴船を金属バットで殴りかかるが、

それを除けられて反対に首を絞められてしまい、

篤を助けるために啓太が刃物で貴船を刺してしまう。

それに気づいた涼子は貴船に刺さった刃物を持って引き抜き、

自分が殺人犯となって服役する。


それから25年経ち、篤は富山県警捜査一課の刑事となっていたが、

自分を捨てた母親から時おり金の無心をされ、

妻とは流産をきっかけに、すれ違いの日々を送っていた。

そんなある日、ラーメン屋で悟とバッタリ会う。

悟は都内で妻の実家の店を継いで生活しているが、経営が悪化し、

金策のため、輪島で土建屋の社長をしている啓太を頼って来ていた。

これまでも何回か啓太に都合をつけてもらっているらしかった。


翌日、悟の遺体が発見された。

篤は警察の同僚に悟が幼馴染であることや、前日に会ったこと、

啓太に借金を頼みに来たことを言い出せずにいた。

もしかしたら悟が25年前のことで啓太を何度も強請っていて、

それで啓太が悟を殺したのかもしれない、そんな疑念に囚われていた。


真相は・・・真犯人は意外な人物であり、

物語の最後に、啓太に関わることで感動的な事実が明かされる。


<感想>

思いっきりネタバレしちゃうけど(笑)、犯人は啓太じゃないし、

悟は啓太を強請っていたわけでもないので良かった!

もうこれだけでハッピーエンド・・ まぁ悟はかなり気の毒だけどね。

それに、私が都合の良いように見たのかもしれないけど、

啓太が貴船を刺した後、涼子がそのナイフを持って、

更に深く刺した後に引き抜いたように見えたんだよね。

ナイフを抜いたことで大出血したわけでもあるし、

貴船を殺したのは啓太ではなく涼子だと私は思っている。

もちろん、涼子は啓太を庇うためにそうしたんだろうけど。


篤の、母親や妻との関係が修復されそうな感じだし、

啓太の妻も無事に出産して幸せになれる、そんな終わり方で良かった。

悟だけが、本当に気の毒だな~・・・

でも最後に反抗期で上手くいってなかったと思っていた娘が、

真犯人の逮捕に協力してくれたことで、少しは浮かばれたかな。


篤(岡田准一)、啓太(小栗旬)、悟(柄本佑)の子供時代の子役は、

篤と啓太の子役が反対だった方が良いと思った。

だって篤の子供時代の子役が、小栗旬に似てるんだもん、

なんか時々頭の中が混乱してた(笑)


取りあえず、どうしても見たいと思った映画はこれで一応見終わったかな。

これから公開される映画で観たいものもあるけれど、観に行けるかな?


読書日記『錆びた太陽』


 

先日の本よりもこちらの方がずっと面白かった。

恩田陸の小説って、読んでガッカリすることもあるんだけど、

こんな風にかなり面白い作品もあるからやめられない(笑)



『錆びた太陽』(恩田 陸)

book29525.png 



<あらすじ>

「最後の事故」によって汚染された「立入制限区域」

そこで除染作業、土地や水の改良作業などを行いながら

地域を巡回する「ウルトラエイト」と呼ばれる7体のロボットたち。

ある日彼らの元に、国税庁の財護徳子と名乗る人間の女性が現れた。

まだ20代後半のようで、若い女性がここに来ることは初めてだった。

3日間の予定で制限区域の実態調査をするということで

ロボットたちに協力を求めに来たのだ。


ロボットは7体とも同じ顔で屈強な男性の姿をしているが、

髪形や話し方などで区別していた。

ボス・・・角刈りで、ウルトラエイトのリーダー

マカロニ・・・肩までの長髪

ジーパン・・・リーゼント

デンカ・・・七三分けで、何故かオネエ言葉

ヤマ・・・リーゼント

ゴリ・・・スキンヘッド

チョー・・・三つ編みのお下げ髪



21世紀の半ば頃に起きた『最後の事故』

それは原発反対を唱える過激な環境保護団体によるテロ行為で、

世界の全ての原発の即時停止と廃炉という要求が通らずに実力行使、

日本国内の原発を次々と大量の爆薬で破壊した事件だった。

それから1年後、この原発事故で亡くなったはずの人々の姿が

あちこちで見かけるようになり、「マルピー」と呼ばれていた。

彼らは人間を襲い食べる「ゾンビ」のような存在だった。


制限区域内には「赤玉」と「青玉」と呼ばれる

植物が球体となって風に吹かれて転がる現象が起きていたが、

「青玉」は非常に大きく、中に有害物質を含んだ金属なども混ざり、

少しの接触でも爆発する恐れのある危険な物だった。

徳子は来て早々にその「青玉」に襲われるが、

ロボットたちの居住区に入ることで被害を免れた。


徳子が来てから2日目、ロボットたちと車で巡回中に

2人の「マルピー」に出会うことができた。

彼らは話すことはできないが、何かを伝えようとしている。

絵を描いてもらい、その絵が表すと思われる場所に行く。

そこで目撃したものは・・・


1年8ヶ月前に起きた、制限区域に近い地域に住む水越一家行方不明事件、

「ウルトラエイト」と名付けられているのに7体しかないロボット、

言動が謎めいている国税庁の財護徳子、

詳しい生体が解明されておらず、存在数も把握できてない「マルピー」、

ある場所にいくつも集められていた「青玉」

前方後円墳のような形の建物は誰が何の目的で建てたのか・・・

徳子とロボットたち、そしてマルピーとの奇々怪々な物語。



<感想>

読みながら自然とロボットは要潤、徳子は新垣結衣に変換されていた(笑)

特に徳子は実写化するなら新垣結衣しか考えられないほどだし、

要潤が三つ編みお下げだったり、七三分けのオネエ言葉使ったり、

想像しただけで可笑しい(笑)

ボスと徳子の奇妙な掛け合いがとても面白いのだ。

もちろん人の「心」を持たないロボットなのだが、

人間の女性である徳子がかなり変わっているので、

時々ロボットたちの方が常識ある人間のように感じてしまう(笑)


内容も面白く先が楽しみなのでどんどん読み進めた。

「人には非ざる者」であるロボットとマルピーが

人間の徳子の目を通して、本来あるべき姿ではないことの哀しさや、

世間の不条理などが描かれていて、いろいろと考えさせられた。

ただそれがあまり重々しさや押しつけがましさを感じず、

ユーモアにあふれた中で描かれているのでとても読み易かった。


様々な疑問や問題もきちんと回収され、

明るい気持ちで読み終わることができたので満足!


最後に、財護徳子の財政的な視点から戦争について書かれた部分と、

ロボットに対する徳子の思いが胸を打ったので、そこだけ抜粋しておこう。


【戦争というのは、人的資源、物的資源、そして時間の凄まじい無駄遣いである。

家計であればおよそあり得ないことが、

国家規模で軍事費という名目になると、まかり通ってしまうのだ。

これだけの燃料、資材、時間、人的資源があれば、

どれほど有益で生産的な活動ができただろうか。

人一人殺すのにたいしたコストはかからないかもしれないが、

人一人育て上げるには、大変なコストを要するというのに】



【悔しいと思わないんですか。

ボスさんたちは、愚かな人類のなけなしの叡智と技術の結晶です。

ボスさんと人類とは、互いの欠点を補い合って、

共に輝かしい未来を作っていくはずだったんです。】

【本当だったら、鉄腕アトムにだって、宇宙飛行士にだって、

世界を救うヒーローにだってなれたはずなのにーなってたはずなのにー

なのに、なんなんですか、これは。

馬鹿な人類の愚かな行為の後始末を、こんなところで来る日も来る日もー

なんなんですか、この未来は。】

日帰りバス旅行 【浜焼き食べ放題】

 
昨日、久し振りに日帰りのバスツアーに行ってきた。

最近はバスツアーは嫌だと主人に言ってたのだが、

トイレ付きで座席もゆったりしたバスなので誘いを受けることにしたのだ。

浜焼きの食べ放題ランチが目的なので、写真の枚数も少なく

まとめるのが簡単なのでこうして直ぐに更新できるな(笑)



5月31日(水曜日) 晴れ時々曇り

今回はバスの集合場所が遠かったので、午前7時に家を出た。

バスは8時半に出発し、他の集合場所に寄った後、茅ケ崎へ。


【海女小屋】という浜焼き食べ放題のお店でランチ。

最初にテーブルの上に用意されているのは

焼き網とシラスご飯と蟹が入った桶。

A海女小屋29531 

40種類の食材を自由に選んで食べることができる。

牡蠣は貝が跳ねて危ないので網を被せて焼く。

私はその網を素手で持ってしまい、左手の親指を火傷したので

殻を剥いたりしにくくなり、蟹や貝類は主人のお世話になった^^;

まぁたまにはいいよね(笑)

B浜焼き29531 

いろいろ食べ過ぎて何種類食べたか覚えてないわ(笑)

おうどんや焼きおにぎりも美味しかったな~

制限時間は90分だったけど、そんなに経たないうちにお腹いっぱいになり、

他の人同様に、20分前にはバスに戻った。



次は蒲鉾屋さんの【鈴廣】で試食や買い物。

C鈴廣29531 

お腹いっぱいだから試食もせず、

蒲鉾は塩分も高いので特に買い物もしなかった。



そして箱根の【大涌谷黒たまご館】へ。

濃霧が発生してて景色がよく見えず、

ケーブルカーも定期点検中で動いてないし、

そもそもそんなに時間がなかったので【黒たまご】を食べただけ(笑)

D黒たまご29531 


食べ終わって外に出たら、少しだけ霧が薄くなって

温泉の湯気が立ち上る風景が見えた。

E大涌谷29531 



最後は【御殿場プレミアム・アウトレット】で買い物。

Fアウトレット29531 

ブランド物には興味がないのでブラブラ歩いていただけだけど、

ディズニーのグッズを安く売ってるお店があり、

スターウォーズのBB-8の水筒がかなり安かったので買ってしまった(笑)

飲み物持参で参加するサークルに持って行くのに便利だからね。



霧が出たり曇り空になったりしたけれど、雨に降られず、

暑くも寒くもないちょうど良い気候で過ごしやすかった。

5月に咲いた花

 
昨日と今日、1日半かけて草刈りが終わった。

あ~やれやれ・・・

でもこれからは草の伸びるスピードが速い時期だから

あっという間にまた草ボーボーになりそうだわ^^;



さて今月咲いた花の写真でも載せておこう。

先ずは大好きな【クレマチス】

これ、写真だとわかりにくいな~

本当はもっと色の濃さが違うんだけど・・

Aクレマチス29529 


【牡丹】は4月に咲く花だけど、

赤色と黄色の牡丹は遅咲きで今月開花したんだよね~

やっぱり今年も白い牡丹は咲かなかった、残念。

【アイリス】も紫色とか4色ぐらいあったのに、

なんかこの2色しか咲かなかった。

B牡丹とアイリス29529 


【ジャーマンアイリス】は、今年また新しい種類の花を

隣りの家から頂いて植えた。

ピンクと薄紫も写真だとほとんど変わらなく見えちゃうね^^;

Cジャーマンアイリス29529 


【芍薬】はいろんな種類が咲いた。

色が違ったり、同じようでも少しずつ形が違ってたりね。

本当は白い芍薬も、真っ白なのと、

中心の花弁に縁取りがあるのと2種類あるんだけど、

縁取りのある方だけしか写真撮ってなかった^^;

D芍薬29529 


【モッコウバラ】は花が咲いたと思ったら枯れるのが早かった~

【ミニ薔薇】は昨年の冬にずいぶん枝を剪定して小さくしたけど

やっぱり強いな~、またこんもりと生い茂ってる。

赤い薔薇はほぼ1年中咲いてるんだけど、一応忘れないうちに(笑)

E薔薇29529 


その他の花々

【マザーリーフ】は先月も載せたけど、

まだ花が小さくてわかりにくかったからもう一度。

なんかブドウの「カイジ」に似てる(笑)

【オキザリス】はラッキーな四葉のものだ。

G花②29529 

【源平シモツケ】は今年も源氏の方(白)が咲かない・・・

F花①29529 


そして名前がわからない花々

「ガーデンフラワー」という、いろんな種が入った袋を買ってきて、

適当に畑に蒔いたから、名前がわからない花もあるんだよね^^;

これはもしかしてニチニチソウの一種かな?花が似てるけど、

いろんな色の花が咲いててけっこうキレイ。

Hにちにち?29529 

この黄色い花も、ネットで検索してもわからなかった。

切り花にすると花もちが良いんだけど、あまり目立たないし、

パッと見、ちょっと雑草にも見えちゃうんだよね^^;

左下の花は小さいけど「木」の花だ。

右下の花は、門の塀にはびこってる蔓性植物についた花。

I名無し29529 


今年は【サクランボ】が不作だった。

やっぱり1年置きなのかな~。

【イチゴ】はプランターだけどけっこうたくさん実が生っている。

でも食べるだけでジャムにできるほど多くはない(笑)

J果実2959 



草刈りが終わるとちょっとホッとするんだよね。

まだ家の中にはやるべきことがいろいろあるんだけどさ^^;





読書日記『終わりなき夜に生まれつく』

 
図書館に知り合いがいて、私が好きな作家の本が入ると連絡をくれる。

すでに貸し出されていたので予約しておいたのだが、

意外にも早く借りることができた。



『終わりなき夜に生まれつく』(恩田 陸)

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<あらすじ>

これは『夜の底は柔らかな幻』の登場人物の過去の物語だ。

「砂の夜」

須藤みつきが主人公

みつきはアフリカの北部でボランティアの医師として活動している。

そこで知り合ったのは、同じ医師の軍勇司。

彼は名前は勇ましいが、華奢で美しい顔をしたゲイだ。

みつきも勇司も超能力を持つ「在色者」だった。

ある村で、毎晩殺人が繰り返されていた。

死因は窒息死だが、絞殺の形跡も傷跡もなく、

みつきと勇司は“在色者”の仕業ではないかと疑っていた。

結末はちょっと悲しい話だった。


「夜のふたつの顔」

軍勇司が主人公で、途鎖国大学医学部の学生だった頃の話。

軍勇司は子供の頃からその美しさと女のような外見で虐められていた。

大学時代も官僚の息子藤代有一のグループに神社の裏に呼び出され、

ボコボコにされて身動きできなくなっていた時に、

1人の男が通りかかり、勇司の頼みを聞いて煙草に火を付けてくれた。

それが葛城晃だった。

葛城もまた別の意味で大学内で目立っていた。

背が高く堀の深い顔でいつも1人で過ごし、

法学部の学生だがよく医学部の図書館で調べ物をしていた。

虐めグループもそんな葛城に目を付けて嫌がらせをしようとするが、

手を触れずに撃退してしまう葛城の姿を見て、

彼もまた在色者で、しかも相当力の強い者だと勇司は気付いた。

当時、大学内である薬が流行っていたが、

それには葛城が関与しているようだった。

学生時代の葛城と勇司、藤代との関りが描かれている。


「夜間飛行」

葛城晃が主人公

大学生の葛城は、ある人物が自分を注目していることに気付く。

それは、入国管理局調査部の御手洗篤だった。

葛城を“途鎖国”の入国管理者としてスカウトするものだった。

途鎖国は、日本の地でありながら国の管理下から離れ、

独立した地域で、在色者が多く住んでいた。

葛城は御手洗から、入国管理者としての適性を試すキャンプに誘われる。

それは山の中で5日間暮らすのだが、非常に過酷な条件が課せられていた。

キャンプには5人が参加しているはずだが、他の誰とも会うことがなかった。

たった1度だけ、髪が長くて背の高い男の後姿を見かけたが、

キャンプの最終日にはその男と遠くから念で言葉を交わす。

その男こそが後の“山のサク”となる神山倖秀だった。


「終わりなき夜に生まれつく」

懸賞金が出ている犯罪者を探すことに生きがいを感じている

フリーライターの岩切和男が主人公。

暑い夏のある日、人身事故で電車が遅れて殺伐とするホームで、

和男は1人だけ涼しげにしている男が目に留まった。

長身で端正な顔をしているのに印象が定まらず、気配が薄い。

賞金稼ぎの勘からこの男に興味を持ち、後をつけることにした。

当時半年の間に殺人事件が3件起こっていたがいずれも未解決で、

どれも在色者の仕業ではないかと噂されていた。


男の職場や自宅を突き止めるが、これと言って何も妖しい行動はなかった。

人を雇ってまで彼の行動を見張るが、それでも何も得られず、

焦りから深酒して泥酔した朝、殺人事件を知らせる電話があり、

現場に行ってみると本当に殺人事件が起こっていて、

刑事たちが調査している最中だった。

しかし今回は前の事件とは違って、首にはっきりと絞殺の跡が残っていた。


ある日、和男は図書館で男の隣に座ることができ、

話をするチャンスが訪れた。

男の名前は神山倖秀だということが分かり、普通に会話したのだが、

和男は神山という男にざわつくような感覚を覚えた。

彼の目には何も浮かんでこない、虚無、闇。


その後も神山の行動を見張るが何も起こらない日々が続き、

ある日の午前3時、電話で呼び出された場所に行くと・・・



<感想>

『夜の底は柔らかな幻』は、読んだことがあるが、

詳しい内容は忘れかけていて、

この本の登場人物の名前で徐々に思い出してきた。

冷酷な入国管理者の葛城晃が好みだったな(笑)

以前の読書日記を探し出して読んでみると、

面白くどんどん読み進んで行ったのに、

結末が中途半端でモヤモヤが残った小説だったことも思い出した。

この本でそのモヤモヤが解決したかというとそうでもなく、

ただ登場人物の過去がわかったというだけだった。

この本を読んでいる最中は、『夜の底・・』を

もう一度読み直してみたいという気持ちになったが、

読後はモヤモヤが残ることを思い出してやめた(笑)





映画感想『BEAUTY AND THE BEAST』

 
友人に誘われて映画を観に行ってきた。

とても観たいなと思っていた作品だけど、

主人と行くと洋画だと日本語吹き替え版になってしまうので、

このお誘いは嬉しかった。

主人は字幕を読んでるとちゃんと映像が見られないという考えだけど、

やっぱり本物の声を聴きたいからね。



『BEAUTY AND THE BEAST』


<あらすじ>

ある城に若くて美しいが傲慢な王子が住んでいた。

嵐の夜、1人の老婆が寒さしのぎをさせて欲しいと願い出る。

お礼にと1輪の薔薇を差し出すのだが、

王子はその願いを冷たく拒否してしまう。

するとその老婆は美しい魔女となり、

城に呪いをかけて王子を野獣に、使用人たちを家財道具に変えてしまった。

呪いを解くためには、魔法の薔薇の最後の花びらが落ちる前に、

王子が誰かを愛し、その誰かから愛されなければならないのだった。


ある村に美しいが「変わり者」だと噂される娘ベルが住んでいた。

ベルの美しさに心奪われたガストンは求愛するが受け入れられない。

ベルの父親モーリスは市場からの帰りに道に迷ってしまい、

辿り着いたところが呪われた野獣が住む城だった。

ベルへのお土産にと薔薇を1輪折ってしまったために、

盗人として塔の中に閉じ込められてしまった。

父親を捜しに行ったベルは父親の身代わりになって自分が塔に残る。


最初は傲慢で怖い存在だった野獣だが、

逃げようとして森の狼に襲われたベルを助けて負傷し、

ベルに看病されたことで徐々に心を開き、

読書好きなベルもまた、城の中にあるたくさんの本の話題をきっかけに、

野獣の見かけによらない繊細な心を見出し、心を通させていく。


有名な『美女と野獣』の物語なので、あらすじはここまで(笑)

つい先日テレビで放送された別の映画とは

ちょっと話の内容が違っていた。

私が昔読んだ童話では、ベルには3人の兄と2人の姉がいたので、

そこはテレビで放送さた方がそれに近かったかな。

この映画は原作とはちょっと違うかもしれない。

原作も子供の頃に読んだのであんまり覚えてないんだけどね^^;



<感想>

とにかくベル役のエマ・ワトソンが可愛かった!

ガストン役のルーク・エヴァンスという俳優さん、

あんなクソ野郎の役じゃなかったらカッコイイのに、と思った(笑)

王子様もなかなかハンサムだったけどね。

ミュージカル仕立てなので、ファンタジー感があって、

映像も美しく楽しめた。


ただ、あらすじのところでも書いたが、原作とはちょっと違う気がして、

特に私が子供の頃に印象深く心に残った場面で、

魔法の鏡で死にかけている野獣の姿を見て、

ベルが城に戻るという設定が変わっていて、

それがちょっと残念だったかな。

やっぱり映画やドラマは、原作を知らずに観た方が

純粋に楽しめるかもね。



映画を観る前に友人と食べた【煮卵ラーメン】がとっても美味しかった!

なんかとっても懐かしい昔ながらのラーメンの味だった。


帰宅後、その友人に頼んで購入した足つぼマットに乗ってみたのだが、

それが尋常ではない痛さで、とても足踏みなんてできないんだけど、

やってるうちに徐々に“痛くて気持ち良い”感じになってきて、

これはちょっとハマるかもしれない。

いや、別に私はMではないんだけどね(笑)

これだけ痛いってことは、なんの自覚症状もないけれど、

健康に見えてあちこち悪いのかもしれないなぁ・・・

とにかくこれで少しでも腰痛が軽くなってくれれば良いなと思う。








伊豆大島旅行②

 
5月8日(月曜日) 晴れ


5時半に起きて朝風呂に。

前日とは男女入れ替わりで、この日のお風呂の方がキレイだった気がする。


朝食はホテルにてバイキング。

前日の夕飯がまだお腹に残ってる感じで、

それほどたくさんは食べなかった。

A朝食2958 


9時頃にホテルを出発し、車で島の案内地図を見ながらドライブ。

【中之橋】(眼鏡橋)

眼鏡橋って、割とどこにでもあるよね(笑)

B中之橋2958 


特別天然記念物の【大島のサクラ株】

写真だとわかりにくいかもしれないけど、大きな桜だった。

C大島のサクラ株2958 

D桜株説明2958 


【筆島】

E筆島2958 


【波浮港見晴台】

F波浮港見晴台2958 


『伊豆の踊子』の資料館があるということで、

あちこち探したけれどなかなか見当たらず、諦めかけたけど、

最初に「旅館」だから違うと思っていた建物がそうだった(笑)

【港屋旅館】

Gみなとや①2957 

Hみなとや②2958 

Iみなとや③2958 

映画『伊豆の踊子』でヒロインを演じた女優達の写真が飾ってあった。

J踊り子2958 


貝の博物館があるというので、

建物の名前【ぱれ・らめ~る】でナビを入れて着いたのだが、

入り口には「大島勤労福祉会館」となっていて、

ここでいいのかな?と迷っていると、中から声が聞こえたので入ってみた。

どうやら福祉会館の中に博物館があるようだ。

Kぱれ・らめ~る2958 

中にはおびただしい数の貝が展示されていて、

今まで見たこともないような貝もたくさんあったが、

写真は撮ってないので、パンフレットに載ってる貝を載せておこう。

Kぱら 


前日の昼食を食べたお店で、「浜の湯温泉」ともう1つ、

ここは行った方が良いと紹介された場所があった。

最初、「バウムクーヘン」というから、

バウムクーヘンの美味しいお店でもあるのかと思ったら、

地層が見える【地層の大切断面】だった(笑)

L地層2958 

確かにバウムクーヘンに見える。

道路に面して数百メートルも続く様は圧倒された。


もうほとんど見学する場所がなくなったので、

船が出る岡田港に早めに行った。

地元の漁協組合が経営するお店で昼食をとることにしたのだが、

狭い店内はお客でいっぱいだったので、

近くにある【日の出浜】の浜辺を素足で歩いたりして時間を潰した。

M日の出浜 


1時過ぎに行くと、もうお客はほとんどいなかった。

私が注文したのは【とびっこそぼろ丼定食】

トビウオのそぼろが乗っているご飯と明日葉のお汁

N昼食とびっこ2958 

まぁまぁ美味しかったが、

できればトビウオは生のタタキみたいな方が良かったな~(笑)


帰りに乗った高速船

O岡田港発高速船2958 
高速船といえば、沖縄の離島に行った時のことを思いだしたが、

あれほど揺れたりしなかったので、ちょっと物足りなかった(笑)


夕飯は地元に帰って来てから

久し振りに【ワンタンメン】を食べた。

P地元のワンタンメン2958 





今回も雨に降られることなく、それほど暑くもなく

天気には恵まれた旅行だった。





伊豆大島旅行①

 
もうすでに10日も過ぎた話なんだけど(笑)

やっとこさ写真の整理ができたから伊豆大島旅行について書いておこう。


5月7日(日曜日)



朝5:20に家を出て電車を乗り継ぎ【竹芝】へ。

A竹芝290507 


そこから高速船に載って【伊豆大島】

レンタカーを借りて最初に行ったのは【三原山】

【三原山展望所】まで車で登った。

B展望所2957 

ここから歩いて登山。

心臓に持病がある主人は休み休み上ったけど、

それでも45分程度で山頂近くまで登れた。


【アグルチネート】

Cアグルチネート2957 

D説明2957 


【三原神社】

E三原神社2957 


【大口展望場】

G大口展望場2957 

ここが山頂火口に1番近い所だけど、

火口の底が見えなくてつまんないな~と思ってたが、

外周を1周したらよく見える場所があった。

外周は溶岩で歩きにくく、急な坂もあるのでけっこうキツイ。

H外周2957 


【山頂火口】

I山頂火口2957 

J火口説明2957 


やっと山頂に着いた。

K山頂2957 


山頂から少し歩くと、もう1つの火口【B2火口】があった。

写真ではちょっとわかりにくいかな。

LB2火口2957 

Mb2火口説明2957 


外周を1周して「大口展望場」に戻ってきた。

ここから「三原山展望所」まで下っていくのだが、

私は上りよりも下りの方が足腰に響くので苦手だ。

ジョギングっぽく走った方が楽な気がしたので、

途中から主人を置いてきぼりにして(笑)

ジョギング風に下りたら25分で展望所まで来れた。


昼食は展望所にあるお店に入ったのだが、

扉を開けると「準備中」という札が見えたので躊躇してると、

「どうぞ」と店主さんに言われて、

真正面の窓から三原山が見えるカウンター席に座った。

ミニバイクが飾ってあったりして、ちょっとお洒落な感じ。

注文して食べたのは、

【明日葉天丼セット】【クリームあんみつ】

N昼食2957 

明日葉というのは伊豆大島の名産品だけど、

うちの畑で大きく育った三つ葉に形も味も似てる気がした(笑)

私は普段、あまり「あんみつ」なんて食べないのだが、

この時は登山で体力消耗したからか

無性に甘いものが食べたくなって珍しく注文したのだ。

お値段は800円と高かったんだけど、

寒天が本物の味がしてとても美味しく、今まで食べた寒天の中で

これが1番美味しいと思ったので満足!

私たちが食べている時に入って来たお客さんは断ってたので、

私たちがランチタイムの最後の客だったのかな?

主人が店主さんに島でお勧めの場所を聞くと、

水着を着て入る温泉露天風呂を勧められたので行ってみた。


【浜の湯温泉】

海に面した公共の温泉露天風呂だ。

水着は無料で借りられて、料金300円って安すぎ!

小さな更衣室にあるシャワーで体を洗い、水着を着て外に出ると、

海が見える小さな温泉がある。

O浜の湯温泉2957 

ここは夕日がとても綺麗だと聞いたけれど、

まだ3時前だったので、それまで入ってるのは無理だった(笑)


【伊豆大島火山博物館】【大島郷土資料館】を見学した。

P建物2957 


【赤門】

Q赤門2957 


【為朝神社】

S為朝神社2957 

R神社説明2957 


宿泊したのは【大島温泉ホテル】

夕方、富士山がとても綺麗に見えた。

T旅館・富士山2957 


夕食は伊勢海老や島の魚、明日葉を使ったコース料理で、

しかも「アサリご飯」はオマケで出てきたので

かなり満腹になった!!

U夕食2957 


ホテルの温泉は露天風呂もあったけど、まぁ普通な感じだった(笑)

あ、でもさすがに景色は良かったけどね。

登山で疲れたのでぐっすり眠れた。




②に続く


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